「CALEXIT(カレグジット)」 反トランプの動きここに極まれり!?カリフォルニア州人口約3880万人>カナダ人口約3450万人


メディア各社では米大統領選で共和党のドナルド・トランプが勝利したことで、カリフォルニア州の米国からの独立話が一層盛り上がり、「Calexit(カレグジット)」という言葉が話題となっている。大統領選で同州では民主党候補のヒラリー・クリントンが61.5%を獲得。トランプ氏の33.2%に大勝利している。

カリフォルニア州による「Calexit(カレグジット)」

全米第1位の人口約3880万人を抱えるカリフォルニア州(州都サクラメント、最大都市ロサンジェルス)は、カナダの人口約3450万人を上回り、IMFによると、経済規模では州総生産2.46兆ドル(2015年)で、フランスの国内総生産(GDP)の2.42兆ドルを抜き、世界6位に相当する。

サンフランシスコ・ベイエリアを中心とする北部と、農業が盛んな中部、ロサンゼルス〜サンディエゴ帯を中心とする南部に分かれる。ベイエリアにはシリコンバレーが含まれ、全米で最も経済的に進んだ地域のひとつである。ロサンゼルスはハリウッドを抱えるなど、エンターテイメント産業の世界的中心である。2003年10月には、俳優でオーストリア生まれのアーノルド・シュワルツェネッガーが州知事に当選し、2011年1月まで務めた。

米国で最も多様な人種が集まる州の一つでもあり、ヒスパニック系とその他の民族を合わせた人口は白人を上回る。今回の大統領選では、民主党候補のヒラリー・クリントンが61.5%を獲得。トランプ氏の33.2%に大勝利している。トランプが敵視するアップル他、インテルウォルト・ディズニー・カンパニーGoogleクアルコムなど超優良企業の本社もある。

産経新聞によると、今年の夏ごろから“独立構想”を主張している草の根グループ「イエス! カリフォルニア独立運動」(本部・同州サンディエゴ)がトランプ氏の勝利を追い風に、2019年年の住民投票を目指しているとのこと(http://www.yescalifornia.org/がオフィシャルサイト)。安全保障・治安維持など国家形成は単純な話ではないが、一時的になるかはともかく、そのような動きがあるのは事実のようだ。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、同州が合衆国に加入した1850年以降、200回ほど独立の提案が持ち上がっては、消えてきたという。日本で誰が首相になっても、独立しようとした都道府県があったわけでなく、たとえ都知事がマック赤坂になっても東京都から出ていく都民がいるとも思えず、米国に住んでみないとわからないことはいくらでもあるのだろう。

オレゴン州でも似たような動き

2017年建国150周年を迎えるカナダがまた引き合いに

カナダについては、「カナダ政府移民情報サイトがトランプ大統領誕生で一時ダウン、2017年は建国150周年!」を取り上げたばかりだが、今回はカリフォルニア州の人口がカナダを上回るとの関連で引き合いに出てしまった。

カナダは2017年7月1日に建国150周年を迎えるが、カナダ併合を狙っていたアメリカに対抗するため、英国議会は当時イギリスの自治領であったカナダをカナダ連邦と定めたことが独立への一歩となった。第一次世界大戦の後にカナダは外交権を与えられ法的にイギリスから独立を果たした。

1)皮肉な巡りあわせで、米国からカナダ移住の話が出ていたと思っていたら、2)今回は独立というカナダが辿った道を、カリフォルニア州が辿りたいという話も出てきたということだ。

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