ベインキャピタルによるTOB x アサツーディ・ケイ x すかいらーくなど


米国投資ファンド・ベインキャピタルがアサツーディ・ケイにTOBを実施し非上場化・バリューアップ後の再上場を目指す。2011年に傘下に入れたすかいらーくは2014年に再上場を果たした。

アサツーディ・ケイ、米投資ファンド・ベインキャピタルが買収

詳細は添付記事に譲るが、2017年10月2日、国内広告代理店3位のアサツーディ・ケイは米投資ファンドBain Capital(ベイン)が株式公開買い付け(TOB)で同社を買収すると発表した。買収総額は最大約1517億円。TOBは全株式の取得を目指して3日から11月15日まで実施。1株当たり3660円で買い付ける。TOBが成立すれば、ADKは上場廃止になる。

ベインキャピタルによる国内での代表的投資はすかいらーくがある。業績低迷時の2006年にMBOしたものの再建に苦しんでいた同社を2011年に傘下に入れ再建に取り組み、2014年10月に再上場させた。再上場時の70%保有からexitしてきており、現在は20%程度の筆頭株主となっている。アサツーディ・ケイへのTOBが成功すれば、何年で再上場まで辿り着くか注目される(3年か遅くとも5年というのが社長の弁)。

ブログ内で「三陽商会復活へ道」(末尾に1~5を添付)と題し、2015年の英国バーバリーとの契約解除後、ブランド数・店舗数を減らすなどの構造改革を終え、2017年1月に就任した岩田新社長の元、2017年2月14日に発表した新経営計画に基づいた施策をスタートし始めている同社をフォローしている。

特に簿価の低い土地建物については、「三陽商会 x 銀座タワー x 青山ビル x 本社ビル vs 不二家銀座土地建物売却」で整理し、技術力には定評があるもののまだ本業面の復活の兆しは見えていないが、1)PBR0.45倍(2017年9月28日現在)に甘んじていて、2)時価総額200億円程度で、3)銀座・南青山・四ツ谷の自社ビル含み益が大きい同社のような企業は自社株買いでもしないと、どこかにコントロールされることになってしまうとも思ってしまう、と書いたばかりだ。2017年2月には、『敵対的買収防衛策の廃止』で買収しやすい環境に変えてきている事実もある

米国で高級スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」を買収し、食品スーパー実店舗を手に入れ、ネット販売にも利用し、日本国内では本気でファッションを強化すると思われるアマゾンなどはこのような企業をどう思っているのだろうか。

==>2017年10月4日配信、三陽商会 x 不二家銀座土地建物売却益 x アサツーディ・ケイ TOB x アマゾン?

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