アスベスト被害対策(4)氷山の一角 NHK「クローズアップ現代+」放映後の新たな事象整理


NHKと民間団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」の合同調査によりアスベストが使われた可能性のある全国の公営住宅がクローズアップされて以来、新たな事象が次々に出ている。今後、この記事内で追加フォローしていく。

NHK「クローズアップ現代+」放映後の新たな事象

建物アスベスト被害WEBサイト」に掲載された「吹付石綿を使用していた団地一覧」は「NHKとアスベスト患者と家族の会による共同調査」により判明した団地のみで、今後、団地のみならず、様々な建物で以下のような新たな事象が出てくると思われる。

同時に、過去の事象が現在に悪影響を及ぼしているという観点だけでなく、現在封印されているものの残っているアスベストが万が一にも地震・解体などを通して、建物解体従事者もしくは該当建物周辺に住む人・近くを通る人に悪影響を及ぼさないような対策が必要だ。

一例として、「災害時アスベスト対策 25市町、防災計画定めず」で兵庫県の例が取り上げれれているが、地震など災害時に壊れたり、適切に解体されなかったりした建物からのアスベスト(石綿)飛散について、兵庫県内で防止策を地域防災計画に規定している自治体は、兵庫県と、41市町中16市町にとどまる。阪神・淡路大震災後の石綿飛散による健康被害が表面化し、熊本地震でも同様の問題が浮上。専門家は計画に規定し平時から備える重要性を指摘している。

作業員の方が適切な防護服・防毒防塵マスクなどを身に着け、適切な粉塵集塵機などを使用し、適切な工事を施していただければ心配する必要がないというのが理屈だと思うが、万が一漏れなどが出た場合のことも考え、周囲を歩く際は防塵マスクを携帯するなど必要が出てくるのかもしれない。

「国内全体では解体時のアスベスト含有廃棄物は2040年頃まで年40万~50万トン発生する」、「アスベスト対策は事実上、野放し状態で、改ざんや不法投棄が常態化している」という意見もある(2017年7月6日日経朝刊「私見卓見」より)。

ブログ内アスベスト関連


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です