2016年マイコプラズマ肺炎流行の兆し 子供から大人まで注意!


ブログ内では世界ベースの感染症について適宜書いてきたが、直近国内ベースではマイコプラズマ肺炎流行が危惧され始めている。マイコプラズマ肺炎概要と2016年の状況を整理した。

マイコプラズマ肺炎とは

感染症予防接種ナビによると、肺炎マイコプラズマを病原体とする呼吸器感染症だ。初期症状としては発熱、全身倦怠、頭痛などがあり、特徴的な症状は咳となる。初発症状発現後3~5日から始まることが多く、乾いた咳が経過に従って徐々に増強し、解熱後も長期にわたって(3~4週間)持続する。

感染経路は飛沫感染による経気道感染や接触感染によって伝播すると言われている。感染には濃厚接触が必要と考えられており、保育施設、幼稚園、学校などの閉鎖施設内や家庭などでの感染伝播はみられるが、短時間の曝露による感染拡大の可能性はそれほど高くない。

潜伏期間は2~3週間と、インフルエンザやRSウイルス感染症等の他の小児を中心に大きく流行する呼吸器疾患と比べて長い。

より詳細は上記添付HP内や、国立感染症研究所(NIID)のHPにもある。

2016年マイコプラズマ肺炎整理

  • 2016年7月の感染症予防接種ナビ
    マイコプラズマ肺炎の本格的な流行年となる可能性が高いとされている。マイコプラズマ肺炎の患者数は増加傾向が続いています。このままでいくと、秋以降に大きな流行をした2011年、2012年以来の本格的な流行となる可能性が高いと思われます。今後もマイコプラズマ肺炎の動向には十分な注意が必要です。
  • 「マイコプラズマ肺炎」流行懸念 日本人の死因第3位、中高年はご注意、3位というのは勿論肺炎トータル
    肺炎の中で、いま呼吸器科医が注目している肺炎がある。「マイコプラズマ肺炎」だ。昔は4年に1度の間隔で流行感染することから「オリンピック病」ともいわれたマイコプラズマ。流行の形に変化が出ているのだ。肺炎全体に占めるマイコプラズマ肺炎の割合は5%程度だが、集団感染につながりやすいのが特徴だ。

    「以前は子供に多い病気とされていたが、最近は大人でも増えている」と語るのは東京・池袋大谷クリニック院長で呼吸器科医の大谷義夫医師。同医師の患者には、孫から感染した70代の人もいる。中高年でも甘く見るのは危険だ。「長引く咳」を感じたら、自身が感染源にならないためにも、躊躇せず呼吸器科を受診すべきだ。 

  • 東京都の感染症ランキング 【前週比順】(2016/10/03 週)の前週比%で1位。2位はインフルエンザ。

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